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ブラックロックシューター THE GAME (2011/image epoc/PSP)
オススメ:★★★☆☆

配点の高い問題は全て正解できているのに
配点の低い問題を全て間違えて
結果、平均点よりちょい下な点数。

初音ミクから派生した人気キャラ「ブラックロックシューター」を起用した
いわゆる “キャラゲー” 。
自分としては限定版に付いて来るフィギュア目当てで買ったので
ゲーム内容に関してはそこまで期待していたわけでは無かったが、
一週目の段階ではまぁ予想通りの微妙さで
まさに “キャラゲー” を地で行く内容だった。

戦闘システムは十字キーで狙いを定めながら攻撃しつつ
敵からの攻撃はガードと左右へのステップ回避を使い分けて行われる。
文章だけ読むと単調なものに感じるかもしれないが
元々の自身のHPが低めに設定されており
キッチリ敵の攻撃を捌いていかなければなず
油断すればザコ戦といえども全滅の恐れがあるので
やり始めの頃はなかなか程よい緊張感があり面白く感じた。
しかし、
敵の種類も攻撃パターンも多いとはいえない。
最終的に数で押しこむことで難易度調整を図っているので
戦略を立てられないアドリブを利かせた気合回避を必要とし
非常にストレスを感じる。
だが、
敵から回復アイテムや補助アイテムがガンガン手に入るので
敵がごり押しならばこちらもごり押しとばかりに
回復アイテムを盾に特攻できるというバランスになっている。
まるで、砂糖を入れすぎて甘くなったコーヒーにコーヒーを継ぎ足し
今度は苦くなりすぎたので砂糖を継ぎ足し…
そんななイタチごっこなバランス。

このようなイタチごっこのようなバランス取りが
全編を通して目立つ。
ストーリーもストーリーで、一週目は非常に淡白に事が進み
何がなんだか判らないうちに話が終わってしまう。
しかし2週目から追加されるオマケシナリオが
一週目の話が霞んでしまう程面白い!
しかし面白いがために
「何故オマケシナリオを一週目のストーリーに組み込まなかったのか」
という疑問が生まれてしまい結果マイナスな印象として残る。

もっと細かい荒を言えば、
ゲーム内実績の為にバイクゲームでパーフェクトを強要されるのがストレスだったり
一部シナリオの難易度と不便さが酷かったり
(自爆TVはゴリ押し以外で攻略できるの?)
一部武器(スキル)が強すぎたり弱すぎたりで最終的に装備が固定されちゃったり
そもそもストーリー自体短かったり
その他もろもろ。

ゲーム内容に関してはとにかく残念の文字が目立つ結果となったが
キャラやインターフェイスのデザイン、キャラの立ち具合、音楽は非常に良い!
(限定版に限って言えば付属のフィギュアの出来もとても良い!)
特にPSPの各ボタンとゲームそのものがあたかも連動しているかのような
デザインになっているのは非常に気持ちが良く個人的に気に入っている。
バイクゲームはやり直しやり直しで本当にウンザリさせられるけど
「「ギャラクシーマウンテン!」」
は毎回飛ばさずに聞いちゃうし。

そんな良し悪しの絶妙なバランスで成り立つこのゲームの評価は
非常に好みの分かれるところではあるがこれだけは言える。
これは「残念なゲーム」であって「クソゲー」では決して無いということ。
そして、
「今作が惜しい出来なのだから次回作こそは!」
と次に期待を持たせてくれるいつも通りのイメージエポックのゲームだということかな。
更に言えば、
イメージエポックのゲームを多く遊んでいる人からすれば
また裏切られたということになるけどね…。
シャム・メルルーサ(くら寿司)
ミミニャミキューブリック ミミニャミキューブリック ミミニャミキューブリック

最近くら寿司に食べに行く機会があったけど
肝心のお寿司はあんまり美味しくないのね…

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