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メタルマックス3
(2010/エンターブレイン クレアテック キャトルコール/nintendoDS)
オススメ:★★★★☆

一世を風靡したあの「メタルマックス」の“正式な続編”が
当時のオリジナルスタッフ総結集で帰ってきた!

続編物というのは思い出補正との戦いでもある。
しかもそれは時間が長ければ長い程美化されていく故に
時間の空いた続編物というのは先ず劣勢を強いられることになる。
しかしながら近作はそんな不安要素を掻き消してくれる
ナンバリングタイトルとして恥無い出来だと思った。

そして今作はこれまでの作品に比べて
非常にユーザビリティの高い作品になっていて
これまでのシリーズは
“プレイヤーの思うようにどこに向かっても良い”
というフリーシナリオ性になっておりメインストーリーは無かったのだが
今作は遊びやすくする為の道しるべとしてメインストーリーが用意されている。
更に町々では様々なサブイベントが用意されているので
メインストーリーを進めているにも関わらず
フリーシナリオ性のゲームを遊んでいる感覚でプレイできるという
面白い試みを見た。
確かにそういうシステムのRPGは多々あるのだが、
この作品はどちらかというとサブイベント方向に比重を置いて
あまりメインの動きを感じさせない作りを感じるので
どこか新しく感じたのだろう。
更にそれらイベントは全てメニューコマンドで進行状態を随時確認できたり
ボタンからメニュー画面、更にはショートカットキーの設定まで
幅広くコンフィグが利くのも有り難く
とことんプレイヤーのことを考えられているゲームだと思った。
そして車の改造やアイテム収集等のやりこみ要素も
かなりの量が盛り込まれているので遊び応えも十分である。

しかし私が★5つの満点を付けられない理由は
全体的なデザインだ。
このゲームの舞台はある大戦争により荒廃してしまった世界で
それでも人は食べ物の実らない土地をなんとか開拓したり
過去の文明をどうにか動かして生きながらえている世界で
さらに暴徒がそこら中を我が物顔で暴れまわる無秩序な世界だ。
どんなに苦しくても生きていこうという前向きな心と
現在と将来への絶望感が渦巻く
まさに終末を生きるという世界観を「2」では
ビジュアル面でも音楽面でも見事に演出されていた。
しかしながら今作は表現規制を考慮してかいささかその終末感が
マイルドになっている感じを受けた。

ビジュアル面のデザインで言っても
前メタルマックスの主人公の
白Yシャツネクタイと下はスーツパンツで
ポケットが沢山付いたサバイバルベストをはおい
頭にはパイロット帽で銃器をぶら下げているという
一見トンチンカンな服装から見て取れる
服なら何でも着てしまえという感じが
この必死に生きている感を出していたし
乗り物だって「車だから」という理由で路線バスを改造して乗り回したり
「建物だから」という理由で巨大観音像の中に住を置いたりする等の
“必死感”が非常に良かった。
しかしながら今作はキャラも乗り物も非常にオシャレで綺麗過ぎる。
もっと色々とどこかドロ臭さを感じるものを求めていただけにそこは残念。

しかしそこを差し引いても良作RPGという評価は変わらない。
戦車と犬が世紀末を行く一風変わった世界観のゲームを
これを機会に遊んでみるというのも悪い選択肢ではないのではないだろうか?



wave 白井黒子
白井 黒子 電撃スペシャルVer.

この作品自体見たことが無く
動画サイトのよりぬき集で表面的な情報を知っているだけだというのに
“ポチ”ってしまった!しかも既に入金済み!
通常版ならばあみあみあたりで買えばかなりお安く買えるのだが
この限定版には通常版には無い「変顔」があと2つ付いてくる!この差は非常に大きいの!
この子の醍醐味といえばコレだろう!普通に笑っている顔だけであればそれは
“ただの極小水着を着た女の子のフィギュア”
だが、この顔とボディが組み合わさって初めて
自身の体に不釣合いな水着を着て意中の相手の気を惹こうとする
“一途で変態的で強引でな白井黒子”
が完成するんじゃないのでしょうかと強く問いたい!

ともかく自分はこういう
「自身の属性を打ち消しあう属性を持つもの」が好きなのです。
ほら、コブラとかルパンとかそういう感じ?
コレで言えば「セクシーなのに笑える」かな。
そういう理由で過去に買ったコレもお気に入りなのです。

参考動画:

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